旅の思い出のひとつに、ホテルでの心地よい眠りをあげる方もいらっしゃるでしょう。ホテルのようなリラックスできる寝室の雰囲気を、ご自宅にも取り入れてみませんか? ここでは、ホテルライクな寝室づくりのポイントとなる枕の選び方、照明の工夫、香りのアイデアとあわせて、おすすめのアイテムをご紹介します。
心地よい枕の選び方
ベッドに並べられた清潔な枕は、ホテルステイを快適にしてくれる重要なアイテムです。ホテルの客室をヒントに、自分に合う枕を選びましょう。
ホテルの枕が快適な理由
寝心地のよさは、ホテルステイの充実度を左右する大切な要素です。そのため、ベッドだけではなく、枕の使用感を重視するホテルも少なくありません。
ホテルによってこだわるポイントは異なりますが、枕のサイズもそのひとつです。背もたれとしても使えるように、大きめの枕を採用しているホテルも見られます。また、枕の中身もさまざまで、とくにシティホテルやラグジュアリーホテルでは、羽毛などの高品質な素材がよく使われています。
ホテルライクな枕の選び方
日本では、シングル(縦43✕横63cm)が標準的な枕のサイズとされています。一方、ホテルの客室では、セミダブル(縦50✕横70cm)の枕がよく使用されています。包まれるような寝心地を味わいたい場合は、セミダブル以上の大きさの枕を選ぶとよいでしょう。
また、枕の素材として一般的に使われているのは、ウレタンやポリエステルわた、パイプ、そば殻などさまざまですが、ホテルライクな寝室を演出するのなら、質のよいダウンやフェザーを用いたものがおすすめです。
枕のメンテナンスも大切
枕を清潔に保つために、枕カバーをつけてこまめに洗いましょう。また、枕本体の定期的なクリーニングも欠かせません。素材によってお手入れの方法は変わりますので、洗濯表示を確認したうえでメンテナンスするようにしましょう。
とくに湿気は匂いやカビの原因になります。表示をチェックして天日干しもしくは陰干しするなど、必要な湿気対策を取り入れましょう。
照明で雰囲気を変える
ホテルステイで気持ちがゆったりと落ち着く理由のひとつに、ホテルならではの照明の使い方があげられます。ホテルの客室をお手本に、寝室に取り入れたい照明・ライトの工夫についてご紹介します。
ホテルの照明が心地よい理由
ホテルでは、さまざまな場所で間接照明が使われています。間接照明とは、天井や壁、家具などに投射して得られる光を利用する照明です。光がダイレクトに目に入らず、柔らかな明るさで空間が照らされるため、よりリラックスした雰囲気を演出できます。
寝室の照明に取り入れたい工夫
ホテルライクな寝室環境をつくるうえでは、間接照明がカギとなります。寝室用の部屋全体を照らす主照明の電源をオフ、もしくは明るさを落として、間接照明に切り替えましょう。就寝時間が近づいたら、寝室だけではなくリビングの照明を少し落としておくのもおすすめです。
大型の間接照明を用意するのが難しい場合は、ベッドサイドランプを置くだけでも、手軽にホテルライクな寝室を演出できます。ラグジュアリーホテルの客室でよく行われるサービスのひとつに、「ターンダウン」があります。これは、客室を寝室に切り替えるためのもので、ベッドメイキングのほか、部屋のカーテンを閉めて照明の光量を落とすなどのサービスを提供しています。
ホテルのターンダウンサービスのように、決まった時間に照明の明るさを下げるようにすると、自然と気持ちもリラックスして就寝モードに切り替えやすくなるでしょう。
香りでホテル気分を味わう
ホテルに入ったときに、ふわっと心地よい香りに迎えられた経験はありませんか? くつろぎの寝室空間を演出するうえでは、香りも大切なポイントとなります。
ホテルが香りでおもてなしをする理由
おもてなしの一環として、香りを取り入れるホテルも見られます。館内にやさしく広がる香りは、慌ただしい毎日からしばし離れ、リラックスしてホテルステイを楽しむためのスイッチともなるでしょう。なかには、滞在がより思い出深いものとなるように、オリジナルのアロマを用いるホテルもあるようです。
寝室におすすめのアロマスタイル
ホテルライクな寝室を演出するうえで、香りを利用するのはよいアイデアです。ただし、寝室でアロマを使用する際には、安全面に十分に注意する必要があります。眠りにつくことを考えて、火を使わずにアロマを楽しむ方法を選びましょう。また、音に敏感な方は、作動音で眠りが妨げられないようにすることも大切です。
例えば、リードディフューザーなら、電源いらずで置き場所を選ばず、火を使う必要もありません。アロマオイルの入った瓶にリード(木製の細長いスティック)を挿して使うタイプのディフューザーで、寝室に置くだけで心地よい香りを楽しむことができます。シンプルなデザインのものを選べば、ホテルライクな寝室にも馴染むでしょう。
寝室用の香りの選び方
アロマにはさまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷うかもしれません。寝室は心身を休ませる空間であるため、気分が高揚して元気になるような香りではなく、リラックスできる香りを選ぶとよいでしょう。眠りが妨げられることのないように、やさしく香りが広がるディフューザーを選ぶか、香りが強いと感じるときには眠る前にディフューザーを広い部屋に移動させておくことをおすすめします。
ホテル椿山荘東京のおすすめ寝室アイテム
「ホテル椿山荘東京」は、東京の都心にありながら、森のように広大な庭園を有する自然豊かなホテルです。落ち着いた雰囲気の館内では、ほのかに広がる当ホテルオリジナルのアロマをお楽しみいただけます。
滞在中はリラックスしてお過ごしいただけるように、客室にもさまざまな工夫を取り入れております。ホテル仕様の羽枕もそのひとつで、包み込まれるような大きめのサイズと、柔らかな使い心地が特徴です。また、ターンダウンサービスもご提供しており、遮光カーテンを閉めてベッドサイドの照明をつけ、フットマットやお休み前のチョコレートをご用意するなど、快適にお眠りいただけるようお手伝いしております。
さらに、館内のショップやオンラインストアでは、羽枕やピロケース、オリジナルアロマなど、ホテルのような寝室を演出するためのアイテムもご提供しております。お泊まりになられたゲストの方が注文されるケースも多く、使用感のイメージがつかみにくい場合は、ご宿泊で実際に商品を試されてからのご購入もおすすめです。
羽枕、ピロケースのご紹介
当ホテルの客室では、縦51cm✕横92cmと大きめのサイズの羽枕をご利用いただいております。枕の生地はコットン100%で、中身の素材にはグースダウン20%、ホワイトフェザー80%を使用しており、ふんわりと柔らかな使い心地に特徴があります。
羽枕とともに、肌ざわりがよくなめらかな風合いのピロケース(縦51.5cm✕横102.2cm)も当ホテルのオンラインストアで便利にお求めいただけます。ここでは、実際にご購入されたお客さまのお声の一部をご紹介いたします。
“サイズ感がとてもよく、一つで普通の枕2つ分の幅があるのが気に入りました。そして寝心地もふかふかしていて最高です。値段に見合った枕で、へたりにくさもいいと思いました。あまりにも気に入ってるので大切に使いたいし、もう一つ購入したいとも思います”
“こちらの枕は、 大きさもたっぷりで、寝返りを打っても気になりませんし、 羽毛の感触も柔らかすぎず、ちょうど良い感じです。 朝起きて、パンパンとちょっと形を整えるだけで、元のふんわり感が戻ります。 ホテルらしい高級感のある枕カバーも気に入っています。 ずっと使い続けたい枕です”
“ホテル宿泊の際に上品で上質な大きな枕に感動。その後、オンラインで購入可能だと知って、母の日用も含めて購入。一緒には泊まれなかったけれど、おかげで椿山荘の思い出を母とも共有できている気分です”
オリジナルアロマ「Healing Garden」スティックディフューザーのご紹介
「Healing Garden」は、2022年の開業70年を記念して誕生した、当ホテル初のオリジナルアロマです。椿が咲く庭園をイメージした12種類の天然素材をブレンドしており、落ち着きやくつろぎを感じるフローラルグリーン調の香りをお楽しみいただけます。
館内のショップやオンラインストアでは、7本のスティックをセットにした「Healing Garden」スティックディフューザーをご提供しております。リビングはもちろん、寝室にもぴったりのアロマで、華やかながら自然のなかにいるようなリラックスした空間を演出いたします。
ホテルライクな寝室づくりは、ちょっとしたアイテムを活用するだけでも実現できるものです。ご紹介した枕、照明、香りの工夫のなかで、まずは気軽に取り入れられることから始めてみませんか?