絶滅危惧茶 和紙パッケージ3個入りセット
日本が誇る文化の一つである日本茶。
「絶滅危惧茶」は、現在日本茶の中で、生産者があと数名というお茶や、生産環境の変化により絶滅の危機に瀕するお茶をセットにした商品です。
美しく美味しいお茶で過ごす贅沢なひととき、日本各地の自然や伝統文化を未来に継承する必要性に思いを馳せてみませんか?
梱包資材には、FSC 認証紙製の和紙などを使用しており、絶滅危惧茶 1 点購入ごとに 100 円の売り上げの一部が、世界自然保護基金ジャパン(WWF ジャパン)へ寄付されます。
絶滅危惧茶 3個入りセット(バタバタ茶5g、釜炒り番茶6g、石鎚黒茶4g)
◆釜炒り番茶 (かまいりばんちゃ) 生産地:和歌山県 熊野
奥熊野、本宮の山間部に古くから伝わる、伝統的な製法でつくられるお茶。手摘みされた一番茶、二番茶の生葉を釜で炒ってから丁寧に揉んで天日に干したのち、茶畑の中にある小さな作業場で、釜で炒って仕上げます。このため、茶葉は揉んで針状に仕上げる煎茶に対し、丸みを帯びた勾玉状。新芽を加熱して酵素を不活性化させ、揉んで仕上げる手法は、現在主流の煎茶の原型とされます。
芳醇な香りと飲み飽きない味わいは、伝統的な茶粥でも、食事とのペアリングも愉しめます。
◆バタバタ茶 (ばたばたちゃ) 生産地:富山県 朝日町蛭谷
摘んだ茶葉を蒸し上げたのち、麹カビによって乳酸発酵させた黒茶の一種。茶碗に入れたお茶を、若いすす竹を2本合わせた夫婦茶筅で、音を立てながら泡立てるところからバタバタ茶と呼ばれるようになりました。抗酸化性を示すポリフェノールも確認されています。
湯の中で十分に煮出したお茶は、焦げ木の芳ばしさや、カカオを思わせる苦味と甘みのある香りにともなって、田舎家にいるような懐かしい香りが立ち上ります。
◆石鎚黒茶 (いしづちくろちゃ) 生産地:愛媛県 西条市
日本国内に4つしかない貴重な後発酵茶の中でも、さらに珍しい二段発酵茶。
糸状菌により好気発酵させた後、乳酸菌により嫌気発酵を行うことによって製造される。石鎚山の麓で空海が伝えたとされる製法を伝承し、今も全ての工程を手作業で行っています。
絶滅危惧からの復活で「幻の茶」と称され、今では石鎚黒茶の製造技術が無形民俗文化財に指定されています。
最初はカシスのようなシャープな酸味に、りんご酢のような甘みのある酸味が続きます。
※各パッケージ裏面に茶葉説明と淹れ方の説明入り
※パッケージアートの種類はランダムでのお届けとなります
※ティーバッグは付属いたしません
【 内 容 量 】
釜炒り番茶6g×1袋(約2~4杯分)
バタバタ茶 5g×1袋(約2~4杯分)
石鎚黒茶4g×1袋(約3~6杯分)
【 原材料名 】
緑茶
【 保存方法 】
常温
直射日光、高温多湿を避けて保管し、賞味期限に関わらずお早めにお召し上がりください。
【 賞味期限 】
製造より8か月 ※期限まで3か月以上の商品をお送りします。
【包装・掛紙】
本商品は、包装紙および掛紙は対応いたしかねます。
【 配送方法 】
常温便(冷蔵便、冷凍便との同梱不可)